スポンサーリンク
仮設図面では、これといったはっきりしたルールが無く、書く人によって過程も結果も様々です。
私の作図法はあくまでサンプル1にすぎません。
付属部材の配置
支柱支保工において配置が必要になってくる付属部材は単管による水平ツナギ材とブレース材になります。
水平ツナギ材の高さ方向の設置間隔は2.0m以内です。よって設置段数は下記のようになります。
支柱材高さ 2.0m未満---水平ツナギ材×1段
支柱材高さ 2.0m~4.0m---水平ツナギ材×2段+ブレース材1段
支柱材高さ 4.0m~6.0m---水平ツナギ材×3段+ブレース材2段
ブレース材の設置本数は強度計算によって求められます、必ず強度計算書を参照しその結果に沿った配置を行いましょう。
まずは水平ツナギ材を設置していきます。
次にブレース材を配置していきます。
ここでは強度計算の結果を仮に下記とします。
スラブ下
大引方向-支柱3本毎以内にブレース1本設置
根太方向-支柱5本毎以内にブレース1本設置
梁下
大引方向-支柱2本毎以内にブレース1本設置
根太方向-支柱3本毎以内にブレース1本設置
壁付梁下
根太方向-支柱3本毎以内にブレース1本設置
この他にも、様々な状況やそれに合わせた方法があります。
それはいつの日か具体的な物件を参考に紹介していきたいと思います。
御意見、お問い合わせ等は、画面右上のお問い合わせページより御願い致します。
スポンサーリンク