ビーム無し

型枠支保工計画図(建築物件)の書き方 支柱支保工(ビーム無し)-3-寸法の記入

前ページ 支柱支保工(ビーム無し)-2-断面図の部材配置

次ページ 支柱支保工(ビーム無し)-4-付属部材の配置

仮設図面では、これといったはっきりしたルールが無く、書く人によって過程も結果も様々です。

私の作図法はあくまでサンプル1にすぎません。

 

寸法の記入

基本部材の配置が終わったら平面図・断面図への寸法記入を行います。

 

平面図においての寸法は基本的に断面図を切った箇所の寸法を記入していきます。

 

寸法記入のルール

1段目寸法・・・躯体サイズ間の仮設部材の配置ピッチ

2段目寸法・・・躯体サイズ

 

 

断面図においては横方向の寸法と高さ方向の寸法を記入していきます。

 

横方向の寸法は平面図の寸法と同じになります。

寸法記入のルール

1段目寸法・・・躯体サイズ間の仮設部材の配置ピッチ

2段目寸法・・・躯体サイズ

 

 

高さ方向の寸法は各躯体の高さをすべて表現できるように記入していきます。

高さ方向の寸法においては、躯体と各階FLとの位置関係を示す寸法も記入しましょう。

寸法記入のルール

1段目寸法・・・躯体サイズ間の仮設部材の配置高さ

2段目寸法・・・躯体サイズ

 

最後に平面図には通り芯寸法、断面図には通り芯とFL寸法を記入しましょう。

 

この他にも、様々な状況やそれに合わせた方法があります。

それはいつの日か具体的な物件を参考に紹介していきたいと思います。

御意見、お問い合わせ等は、画面右上のお問い合わせページより御願い致します。

前ページ 支柱支保工(ビーム無し)-2-断面図の部材配置

次ページ 支柱支保工(ビーム無し)-4-付属部材の配置