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仮設図面では、これといったはっきりしたルールが無く、書く人によって過程も結果も様々です。
私の作図法はあくまでサンプル1にすぎません。
開口部の設置(枠組足場)
建枠の平面割付が完了したら、開口部の設置をします。
説明の順番が前後してしまいますが、開口部と昇降設備の位置を事前に考慮しながら平面割付を決めることがほとんどです。
まずは開口部の設置です、開口のサイズは多種多様ありますあ、基本的なものでは2スパン、3スパン、4スパンの3種類から選ぶことになります。
開口部の設置個所は、ほとんどの場合は本設構造部の開口部に位置とサイズを合わせます。
施工の方針や、現地の状況によって要、不要がありますので、事前に先方に確認しましょう。
例えば下図のような建物の場合
下面に大きな開口が3つあります。
それに合わせて、下図のように開口部を設置します。
注意点の例として、下記のケースは既製品梁枠による開口部の設置は不可です。
隣の梁枠が、同一の段で干渉する。
その場合は、間に来る1スパンを広げる等の処理をしましょう。
梁枠がクランプ抱きのコーナーと干渉する。
その場合は足場のコーナーをクランプ抱きから、単管・足場板による調整に変更する等の処理をしましょう。
この他にも、様々な状況やそれに合わせた方法があります。
それはいつの日か具体的な物件を参考に紹介していきたいと思います。
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