仮設図面では、これといったはっきりしたルールが無く、書く人によって過程も結果も様々です。
私の作図法はあくまでサンプル1にすぎません。
各種文字表記の記入(単管抱き足場)
仮設部材の配置及び寸法も記入後に行うのが、各種文字の記入です。
平面図・立面図・断面図において、この作業が最後のものになります。
文字を記入する必要がある基本的な項目は大きく二つです。
・イレギュラーな部材
・寸法で表現できない部材
必要以上に引き出し文字が多いと、非常に見難い図面になるので気を付けましょう。
また、細かい部材の文字は避けて、後ほど詳細図で表すという方法も有効です。
通常各部材には特有の品番がありますので、状況に合わせてカタログを参照しつつ引き出し文字を記入していくのが一般的です。
参考図中ではあえて具体的な品番を書かずに例としています。
平面図に記入する文字を具体的にあげていきます。
・建地材
・水平材
立面図に記入する文字を具体的にあげていきます。
・建地材
・水平材
・固定ベース
・敷板
断面図に記入する文字を具体的にあげていきます。
・建地材
・水平材
・固定ベース
・敷板
引き出し文字の記入方法には、いくつか避けたほうがいいものがあります。
引き出し文字のや引き出し線同士がクロスするのは辞めましょう。
寸法と引き出し文字が重なるのもできるだけ避けましょう。
最後に、各図にタイトルと壁つなぎの凡例を入れて完了です。
この他にも、様々な状況やそれに合わせた方法があります。
それはいつの日か具体的な物件を参考に紹介していきたいと思います。
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